2015年09月30日
昔、好きだったアイドル・・・?
昔、まだ私が小学生だった頃の話。
一番最初に芸能人として好きだったのは、ジャニーズ事務所の「フォーリーブス」という
4人の男性アイドルグループ。
まあ、光源氏とか、SMAPとか、TOKIOとか、V6の兄貴格のようなグループ。
青山孝がボーカルで、彼はスクールメイツから入ってきた。
江木俊夫は、マグマ大使という手塚治虫の実写版に子役として出ていてその後にこのグループのメンバーになっていた。
北公次 ちょっとニヒルな感じで影がある存在。体操の選手だったんじゃないかな?
おりも政夫 解散後、スター水泳大会の司会役をやっていた。
青山孝の歌声が好きで、彼らのデビュー曲「オリビアの調べ」から好きだった。
でも所詮 小学生が好き という範囲なので、レコードを買うわけでもなく、
ファンレターを出すわけでもなく、何もしなかった。
単に歌が好きだったくらい。
最近、フォーリーブスのベスト版CDを買った。
それを訊いていると、幼い頃には感じなかったあることを感じた。
それは、フォーリーブスの成長。
彼らもどんどん大人になり、自分達が単なるアイドルだけではこの芸能界で
生きてゆけないと思い始めたんだと思う。
最初は甘い青山孝のボーカルの歌声で、ゆけていた。
が、世の中はどんどんと複雑になり、求めるものが多様化し、
彼らも方向性をかなり迷ったのだと思う。
後半の曲を聴くと、ボーカルが北公次に代わってきている。
「踊り子」のあたりからか。
詩の内容も非常に大人っぽく、場末の踊り子の心情を歌ったもの。
歌い方もシャウトしたりして、かなり大人っぽい。
「ブルドッグ」に至っては、完全に北公次の世界になっている。
それで青山孝は納得していたんだろうか?
個人より全体 と考えられたのだろうか?
悩みはしなかったのだろうか?悔しくはなかったのだろうか?
と、今更考えても仕方ないことを考えてしまう。
彼らはこの後、解散し、個人活動に移ってゆくのだが、
解散後はいまいち、ぱっとしなかった。
どうもジャニーズ事務所と折り合いが悪くなったようだ。
アイドルのその後、という趨勢をみるような感じ。
でも、何十年ぶりかに聴くフォーリーブスの曲は、全てがキラキラしていて
新鮮で懐かしい。
聴きながら、あの時代のアイドルって恋もできなかっただろうし、
偶像でいなくちゃいけなかっただろうし、
個人の個性とか、意見なんて出しちゃいけなかっただろし、
なんてことを考えながら物思いにふけっている。
でも、ター坊もコーちゃんも亡くなってしまったんだよね。もう、確かめようもないんだけれど。
ダンナにこの話をしてみても、「何を言ってる?????」と、無反応。
ちぇっ、自分はキャンディーズや南沙織の話をする時は嬉しそうにするくせに!
どうも、周りにフォーリーブスの話ができる人がおらず、ちょいと不満足。
秋の日は、こんな風に懐かしい想い出にどっぷり浸かってみるのも一興よ。

ベストオブフォーリーブス より
一番最初に芸能人として好きだったのは、ジャニーズ事務所の「フォーリーブス」という
4人の男性アイドルグループ。
まあ、光源氏とか、SMAPとか、TOKIOとか、V6の兄貴格のようなグループ。
青山孝がボーカルで、彼はスクールメイツから入ってきた。
江木俊夫は、マグマ大使という手塚治虫の実写版に子役として出ていてその後にこのグループのメンバーになっていた。
北公次 ちょっとニヒルな感じで影がある存在。体操の選手だったんじゃないかな?
おりも政夫 解散後、スター水泳大会の司会役をやっていた。
青山孝の歌声が好きで、彼らのデビュー曲「オリビアの調べ」から好きだった。
でも所詮 小学生が好き という範囲なので、レコードを買うわけでもなく、
ファンレターを出すわけでもなく、何もしなかった。
単に歌が好きだったくらい。
最近、フォーリーブスのベスト版CDを買った。
それを訊いていると、幼い頃には感じなかったあることを感じた。
それは、フォーリーブスの成長。
彼らもどんどん大人になり、自分達が単なるアイドルだけではこの芸能界で
生きてゆけないと思い始めたんだと思う。
最初は甘い青山孝のボーカルの歌声で、ゆけていた。
が、世の中はどんどんと複雑になり、求めるものが多様化し、
彼らも方向性をかなり迷ったのだと思う。
後半の曲を聴くと、ボーカルが北公次に代わってきている。
「踊り子」のあたりからか。
詩の内容も非常に大人っぽく、場末の踊り子の心情を歌ったもの。
歌い方もシャウトしたりして、かなり大人っぽい。
「ブルドッグ」に至っては、完全に北公次の世界になっている。
それで青山孝は納得していたんだろうか?
個人より全体 と考えられたのだろうか?
悩みはしなかったのだろうか?悔しくはなかったのだろうか?
と、今更考えても仕方ないことを考えてしまう。
彼らはこの後、解散し、個人活動に移ってゆくのだが、
解散後はいまいち、ぱっとしなかった。
どうもジャニーズ事務所と折り合いが悪くなったようだ。
アイドルのその後、という趨勢をみるような感じ。
でも、何十年ぶりかに聴くフォーリーブスの曲は、全てがキラキラしていて
新鮮で懐かしい。
聴きながら、あの時代のアイドルって恋もできなかっただろうし、
偶像でいなくちゃいけなかっただろうし、
個人の個性とか、意見なんて出しちゃいけなかっただろし、
なんてことを考えながら物思いにふけっている。
でも、ター坊もコーちゃんも亡くなってしまったんだよね。もう、確かめようもないんだけれど。
ダンナにこの話をしてみても、「何を言ってる?????」と、無反応。
ちぇっ、自分はキャンディーズや南沙織の話をする時は嬉しそうにするくせに!
どうも、周りにフォーリーブスの話ができる人がおらず、ちょいと不満足。
秋の日は、こんな風に懐かしい想い出にどっぷり浸かってみるのも一興よ。

ベストオブフォーリーブス より