2018年08月25日
和歌山から来ました! の巻
昨日のお昼時、ご家族連れの4名のお客様。
お店に入ってこられ、すぐには席につかず
店内をぐるぐると見て回り、写真をしきりに撮られている。
お話をきくと、人生の楽園を観て
それからずっとここへ来たいという思いが
ようやっと叶い来られたのだと。
それも和歌山県から。
長野県への観光のついでに寄られた?
いや、ここへ来るのが主目的とおっしゃられ、
非常に恐縮するやら、ありがたいやら、
メチャ嬉しかった。
録画ももう3~4回観たとか。
なんてありがたいことを!
念願だったパンケーキも召し上がっていただき
「とっても美味しいです!」とのお褒めの言葉もいただきました。
私は何がそんなにこの店を気に入っていただいたんだろう、という
素朴な疑問が持ち上がり、お聞きした。
すると
「喫茶部があって、手芸部や夜間部もあってそれがそれぞれに
バラバラなんじゃなくて、ちゃんと関連があって
でも、それぞれが素敵で。」
とのお答え。
私の企てがメチャ奏功してんじゃん!
実は、このお店を始めた頃、ある中小企業診断士のかたから
「喫茶部やら手芸部やら夜間部やら いろいろで
何のお店かわかり辛い。特に看板が。」
と指摘されたことがあった。
そうかな・・・・・と思ったが、いやいや、自分でこだわりを持って
決めたコンセプトなんだから、ここで曲げてはいかん
と、ありがたい忠告だったが無視した。
小学校の木造校舎をデザインコンセプトにした外観と内装。
細部もそれに合わせ、こだわった。
名前(店名)だってそう。
学校なんだから、部活動の一環のようにしたかった。
だから、全部に「~部」が付く。
今の時代、何か引っ掛かりがあったほうが心に残る
とも思っている。
業界用語で「フック」と言うんだろうか。
「ん?何だ?」
「おかしな名前・・・」
と、心に引っ掛かりがあった方が記憶に残るのでは
と思っている。
だから敢えてちょっと判りにくいこの名前にしたのだ。
それがしっかりと功を奏している。
もし私が創業塾とかでまた話す機会があったとしたら
創業で大事なこと それは
コンセプト。
そしてコンセプトを具現化する外観・内装(小物含む)・店名・印刷物には
こだわりを持とう!
と言うだろう。
和歌山からいらっしゃったお客様
店内中いろいろと眺めていらっしゃり、
いろいろと質問されていった。
トイレのドアはどこの?
トイレの蛇口の金色がいいし、閉める時の感触がいい。
作業台の引き出しはこっち向きでいいんですか?
厨房の家具もこだわっているんですね。
手芸部と一緒ってのがいいですね。
椅子は注文家具?
と、2年間の想いをぶつけるかのようだった。
人生の楽園放映からもう既に2年以上も経っているのに
まだこうして「人生の楽園を観ました」
とおっしゃっていらしてくださる方々がいらっしゃる。
人生の楽園の人気もさながらだが、
もしかしたら人生の楽園で紹介されたお店の中でも
心に残った回なんでは?
と勝手に自画自賛している。
収録の際は、私は2番目のアシスタントディレクターのような勢いで、
アイデア出したり、アシストしたりしたもんね。
(もしかしたらディレクターさんからするとウザかったかもね・・・)
お店 創業したい方いましたら、アドバイスしますよ。
(ちょっと調子に乗ってる私・・・・・・)
でした!