2015年07月10日

カルトーナージュよ、どこまで行く・・・?


 最近、作品作りに凝っている。

カルトナージュと言って、ボール紙で箱を作り、それへ好みの布を貼って
箱を作る というものなのだが、
最初は様々なプリント柄の生地に始まり、
次は「和布」。特に古い着物をネットオークションで落札し、
それを壊して生地にして貼ってました。

しかし、それも作品に限界を感じ、途中で挫折。

何故、挫折するかと言うと 理由は単純。

「オリジナリティーを出したい」から。

ネットで調べたり、書籍を見たりすると、色々なプリント柄で素敵な箱が作られ
見ることが出来る。

だけど、それと同じものを作るのが自分的には納得がゆかないのである。
なんとか自分だけの、自分でしかできないものが作りたいのだ。

そして最近、ふと思い立ち、作り出したのが
フェルトを使った箱。

きっかけはなんだったのかな~?

あ、そうか。最初はデコだったんだ。
キラキラでデコデコな箱を作ろうとしたんだけれど、
何か物足りない。

自分らしさ・・・・・・・・・・・・・・・

そうだ!やっぱり私ってキャラクターものが好きよね!

それだったら、フェルトでキャラクターを表現して、それとキラキラを組み合わせたら?
というのが最初だったような気がする。

で、できあがったのがこれ!



タヌキではない。ネコのつもり・・・・・・・。^^

へたっぴな刺繍が味じゃないかな~?と、自分で納得。
(腕がないだけなんだけど)

その後、このシリーズを作り続ける。

単にデコを貼り付けるにに飽き足らず、ビーズ刺繍までしだした。
そうなったら、次には何かストーリー性も持たせたい、と
キャラクターと側面にするビーズ刺繍とに関連性を持たせる図柄を
考えて、作った。
のがこれ。



黒猫がビルの街を徘徊するってイメージ。

そうなるってえと、もっと色々やりたくなっちゃう。
で、次はとうとう羊毛フェルトにまで手を出し始めたよ。

キャラクターを羊毛で表現。
ただし、半立体でしか刺せないので、どこまで立体表現をして良いか
まだ思案中。

それがこれ。



思い立って、すぐ作れるってのが 我ながらすごいと思う。
何故できるかと言うと、以前に羊毛フェルトの講習会に行き、
一通り習い、できるようになって 材料を揃えてあったから。

恐るべし。材料なら滅茶苦茶ある!山のようにある!

しかし、ふと手を止めてしげしげと眺めて考える。

「これってもしかしたら、以前作ったドールの二の舞?
 あまりにリアル過ぎて、怖い、と泣かれる?」
(以前に、粘土で原型を作り、樹脂で型を取り、球体間接人形を作った)

それを検証するために、手作りサイトにアップしてみた。
果たして、世間の反応はどうなのか?
これが売れるに値するものなのか?

minneというサイトの「minato-cafe's gallery」にアップしている。

興味があれば見てみてください。
そして感想なぞお聞かせください。
まあ、お店にも展示してあるので、ここでも見れます。

やっぱり怖いかな~?
(反応が怖くて、リアルなものの画像がアップできない・・・・・・)

私のカルトナージュ、どこへ向かっている?

ひとまず、来週の火曜日には普通のカルトナージュの教室を開催します。
ご希望の方は、ご連絡くださいな。  


Posted by みなと at 00:16Comments(0)みなと手芸部