3年ぶりにあずさに乗って の巻

みなと

2022年09月29日 14:56

 台風が来ていた9月のとある日曜日
私は、特急あずさに乗って新宿へと向かっていた。

東京へ出かけるのなんて3年ぶりくらい・・・・・・
すっかり引き篭もり生活で、県内ですら出掛けていない私。
以前は出張で毎週、多い時は週3回も行っていた東京なのに。

すっかりお登りさん気分。
久しぶりのあずさ 新型車両も3回目。

今回、意を決して東京行きを決心したのは
「色鉛筆画教室」に参加するため。
新宿にある画材屋さんが主催している教室の中の一つ。

午後1時から2時間の教室。
教えてくれる先生は、どこぞの大学の先生だとか。

事前に事務の方から
「この先生は、カリキュラムがしっかり決まっていて、
最初は鉛筆デッサンから始まって、風景を描いて
というように描くものも全て決まっています。
自由に画題は選べません。」
と言われていたので、初日のこの日は
黒鉛筆を持参した。

言われたとおり、まるで画学生のような石膏デッサン。
立方体と球体。

私は色鉛筆画を習いたいんだけど・・・・・・と
思ったが、郷に入っては郷に従えの如く
文句も言わず、先生に従った。

先生曰く
「何故、こんな石膏から描くのか。
最近は、芸能人の似顔絵みたいな色鉛筆画を描く人が増えてきたけど
ああいう人たちにそれ以外の絵を描かせると
まるでデッサンができていない。
そうならないようにうちでは、基礎からやって、どんな絵でも
描けるようになってもらいます。」

ん~~~~~~~・・・・・
ごもっとも!!!!!

が、しかし、私には時間が無い。
しかもお金も無い。(電車代)

色鉛筆のオンラインレッスンを受講している時に
その講師は、とにかく写真をトレースすること。
そうすればデッサンの狂いは出ない。
と、非常に合理的な教え方をしていた。

私はそういう絵の描き方だって有りだよな、と思っていた。

たぶん今日のこの先生は、こうしたぽっと出の
器用に描いちゃう人達がお嫌いなんだろうな、と思った。

まあ、好き嫌いは人それぞれだから全く気にしない。
が、自分はどっちかというと
オンラインレッスンの講師の考え方に賛同をする。

ということで、たぶんこの画材屋さんの教室は
今回限りでもう行くことはないと思う。

それと、もう一つ私が受け入れれなかったことがあった。

それは、絵を描く際にイーゼルに立てて描かねばダメと言われた。
目線が紙を立てることにより、距離が一定になる。
寝かせて描くと手前は近くなり、紙の上の方は遠くなる
とおっしゃり。
確かにその通りだ。
だが、描き方くらい自分のやりやすいように描かせて欲しい。

ああ、昔から私って強制されるのが大嫌いだった・・・・
いけない癖が出てしまった・・・・

ちょっとばかし頭の硬い先生
申し訳ありませんが、私には合いませんでした。
今ならそういう時は「辞める」という選択肢がある。

ああ、良かった。
お互いが不幸だもんね。


ということで意を決して行った東京も一回限りとなりそう。
続けられたら毎月くらい通おうと思っていたんだけれど。

付け加えると
そこの教室に通われている生徒さん達の描く色鉛筆の
風景画
メチャ上手かった!!!
びっくりした!!!

この先生に習っていればこのくらい上手くなれるんだ
と感心した。
それだけは先生の名誉のために付け加えさせていただきます。




2時間かけて描けたのはこれだけ。
なんか情けない・・・・・・

東京から帰って、心配されたコロナにも感染せず
たぶん2週間経ったので、もう大丈夫かと。

久しぶりに出掛けた東京
また行きたいよ~!!

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